2013年8月アーカイブ

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昨日の暑さが一夜にして秋の涼しさに変わった。
大陸の季節の移り変わりがグラデーションが感じず、
"白"か"黒"の入れ替えの如く・・・

8月15日。
日本留学中の知り合いのセガレが
夏休みに北京に帰郷。

"先輩として、日本の事情を・・・"と頼まれたので
って、日本事情のオモテとウラについて
食事をしながら、知る限りで話した。

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今年の夏はきつい。
東京の蒸し暑さが北京にても体験できるようになった。
しかも気温がそれよりきつく、堪え難い。

それがのために
北京の北130キロのところに1泊2日で納涼して来た。
(1時間しかかからない筈が北京脱出のクルマ群に突っ込んで5時間もかかっていた)

photo_989.jpg
官庁水庫。農業と工業用水のためダム。

photo_990.jpg
5000何年前に出現していた黄帝の(ここは出身地、西安にあるのは墓地)
その城の遺跡の近くに人民元2.1億を投じて造った記念施設。
"国内有名なデザイナー"のデザインによるオブジェは
竜に抱かれて太陽と紹介されていたが、
巨大な蛸にしか見えません。
うん、蛸だ。

カネがあれば、使うべきところに使ってほしいがね・・・

photo_991.jpg
その黄帝城の近くに造った広い撮影セットに
黄帝関連のドラマを撮影中だ。

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汗も入れ混じってなければいいが・・・

冷房が効いたアトリエではあるが
パソコンの前にじっと座って作業することって
"贅沢"に思える。

だが、モニタの何倍の大きさ
-----1300x960mmのキャンパスに向かい
起きたり、座ったり、しゃがんだりしているのでは
冷房何か
汗の噴出が押さえられない。

photo_988.jpg

ま、少しずつ出来上がって来るのを見て
救われる日々・・・

暑いっ!!!
暑さでクルマが自然発火するくらい。
しかし、クルマは"自然燃焼"とは
どんな品質なんだ?

ま、己のクルマは無事だが
肉体的にはさすがにこの炎天に参ってしまう
それでも"やらなくでは"と
嫌々での気持ちで画材の仕入れに走る。
・・・

さて、10月に予定されている展覧会に
暫くはアトリエに籠る。

暑い。
そんな日に、蕎麦を食べたくなるのだ。

ま、北京では日本のような蕎麦屋(専門店のような)はないが
スーパーに日本産つゆや、ワサビがあり
中国産の干蕎麦があるため
これらを買い揃え、"美味しく"食した。
久々鼻が異様な感じが蘇った。

そう言えば、この間食べに行っていた
日本人オーナーの日本料理屋も蕎麦料理もなかったな〜
中国人は日本ほど蕎麦に対する愛着がないのかなっ
それとも貧相な食べ物だと見ているかな〜
体に良いのに・・・

さ、新作8点の下絵ができた。
来週から制作に入る予定。
暑い夏には、脳の働きでは
この数は精一杯だ。