これからの道具を購入する。
画材
めぐりーー顔料、筆、パレット、油各種
それとアトリエの立ち上げ等々・・・。
謹賀新年。
来年は良い年に!!!
2011年12月アーカイブ
シドニー〜北京への11時間のフライトで収束。
ついた北京は寒い〜。
さて、これからは忙しくなる。
年末なのに・・・
晴れ。気温24°。
少々暑く感じるが、陰に隠れると涼しくなる。
人々に埋め尽くされたホコ天。
眼差しの先はブランドモノ。
ショッピングセンター内の待ち合わせ?
喧噪中の読書。
街の隙間に見上げればそこはシドニーのシンボルーーテレビ塔。
シドニー・セント・メアリー大聖堂前の噴水
シドニー・アートギャラリーの入り口に掲げたピカソの肖像。
シドニー・ジョージ・ストリート周辺の表情
この風景を見ながら夕食を摂る。
夕日に照らされた赤い雲がアラジンの魔法瓶から出た煙のように見える。
怪しげな・・・
夕食後の消化運動にして、シドニー・オペラハウスに向かう。
オペラハウスのライトアップが想像していたのと違って
夕方から点灯しはじめ、空が暗くなるにつれ少しずつ明るくなる。
バレットを手に約2ヶ月。体重は3キロが減った。
"20数年前は油絵の勉強していたでしょう?"
とは言え、簡単に呼び戻せるものなら・・・
やはりすべてが変わってしまった。
ーー個人的な表現世界から商業的な表現に変わった。
"己"の主張はサービス精神に変わった。
世界観は変わった。外部を見つめる目が変わった。
体力も変わった。
まあ、時間の経過は恐ろしいものだ。
得たものと失われたものは同等。
ーーってことは360°をぐるっと回っていただけ?
いまとなって隙間からモノを見るのを精一杯。
明日は下山。シドニーに戻る。
山道往復3時間。
気温20°。曇り時々晴れ。
大自然の中作り出された対称する植物と動物のカタチ。
天に向かう・・・
今年の木の新芽
翡翠のような・・・
電線に休息しているオーストラリア・ワライカワセミ(クッカバラ)
オーストラリア・ワライカワセミ(クッカバラ)
この季節(12月〜翌年の3月)はオーストラリアの雨期。
晴れの隙間にアトリエに出て、山をおり、クルマで20数分離れた海へ。
気温25°・・・
20数年ぶりのカラーの世界。
CMYKカラーも、RGBカラーもなく
向き合っているのは
パレットに乗せたのは油絵の顔料・・・
しかし、20数年の空白はやはり苦になる。
やはりコンピューターの画面から抜け出せぬ
ついつい、"リセット"が効くと思い込んでしまう。
pm7:30。
この風景を眺めながらディナータイム・・・
中間色のない赤と緑。
この赤では、デジカメのカラー判断システムも
参ってしまうほど・・・
大自然で生み出されたカラーには
"なぜ?"と思う人間のほうはいかにも無力だ。
アトリエに出没するAustralian King Parrot(キンショウジョウインコ)。
オモテとウラのない青と赤。
曖昧さがなく、遠回りもせず・・・
気ままって言うのはこんな感じ?
