SHADE初歩--レンダリング

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■Part-3 : 質感、視野、背景、光源とレンダリング
表面材質ウィンドウを使用して、形状に色や質感などを与えることにします。

A.質感の設定
プラウザで材質を与えたい形状を選択し、コントロールメニューから衣面材質を選択(commando+8)すると、表面材質ウインドウが開きます。表面材質ウインドウの【新規】ボタンをクリックすると、選択した形状に独立した色と質感が与えられます。
1.まず、作成した形状フアイルを開いておきます。
2.次にコントロールメニューから【表面材質】(commando+8同じくcommando+8を使うと表面材質ウインドウが消えます。以下の他も同様)を選択します。
3.そして、表面材質ウインドウの【新規】ボタンをクリックします。

●カラーポツクスに色を入れる
4.コントロールメニューから【カラー】(commando+5)を選択します。
5.カラーウインドウのカラーピッカーの右側のスライダを動かすことによって、色が選択できます。
※commandoを押しながらメインカラーのところにクリックすると、カラーピッカーの形式が選択できます。(Shade Professional R21.5.1のカラー形式はCMYK,HLS,HSV,HTML,RGB,クレヨンを用意してあります)

●カラーリストの使用(読み込み)
カラーリストのカラーボックスにも、色をドラッグすることができます。
コントロールメニューから【カラーリスト】(commando+6)を選択します。下プラウザと同様に、カラーリストのカラーボックスには、そのカラーをクリックすることで、名前を付けることができます。
6.カラーリスト下部の【読込み】ボタンをクリックし、Shadeフオルダから「Color List」ファイルを開くか、Shade以外のアプリケーションにあるカラーシステムも読み込むことができます(現時点確認できたのはAdobe Illustrator 5.5-7.0.1のシステムカラー)。常に使用する色を保存しておくと、便利です。

●パターンとテクスチャの使用
時間とタイミングを見計らって、予めご紹介

B.視野の設定
視野のコントロールにはカメラウィンドウを使用します。透視図に、現在のカメラウィンドウの設定がワイヤーフレームで表示されます。

●視点の設定
7.コントロールメニューから【カメラ】(commando+3)を選択します。
8.【視点】ラジオポタンをクリックします。
9.センターにある小さな正方形の区画にマウスポインタを合わせ、ドラッグします。
※ファイルメニューからプレファレンスを選択して、“マウス吸着”をチェックすることによって、好きなアングルまでドラッグするワイヤーフレームが表示できます。

●設定プッシュボタン
現在の3次元カーソルの位置を選択されている視野のパラメータに設定します。
10.カメラウイントウで【注視点】ラジオボタンをクリツクします。
11.図形ウインドウ上の2面(正面図か、上面図か、側面図かのいずれの2面)で、焦点を合わせる位置をクリツクしておきます。
12.カメラウイントウの【セット】ボタンをクリツクします。
座標が注視点に設定されます、透視図に注視点に設定した形状の位置が表示されます。

C.背景の使用
水平線を境に上半球と下半球に分けて設定をします。カラーボックスに色をドラッグすると背景色の設定ができます。ちなみに背景にもマッピングパターンもあり、基本的な空や海と言った背景は自動的に作成することができます。
13.コントロールメニューから【背景】(commando+7)を選択します。
14.ウインドウの【上半球】か【下半球】を選択しておきます。
15.背景の基本色を設定しておきます。
16.バターンメニューよりマッピング(雲、海、大理石、スポット、チェック、霧、ピクチャーのいずれか)を設定できます。ここは“雲”とします。

●水平線の位置とぼかし方
17.カメラウインドウで視点ボタンををオンにして、中心から上下にドラツグすると、透視図に水平線が現れます。
18.上半球、下半球のパターン1に“雲”を設定します。
19.上半球、下半球のパターン2に“霧”を設定します。
※この時上半球、下半球ともパターン色ボックスに同じ色を設定しておきます。
20.“霧”の設定は上半球、下半球ともにマッピングと密度を20%に下げます。

D.光源の設定
●無限遠光源
無限遠光源は、太陽光線のように平行光線です。
21.コントロールメニューから【無限遠光源】(commando+4)を選択します。
22.無限遠光源ウインドウのワイヤーフレームの球の中をクリツクしてみましよう。
球の中の“■”を移勒して、光源の位置を決めましょう。
※【表面材質】で基本色の設定で、光源の色が決められます

●スポットライト
23.PENツールにある【スポットライト】の使用することによって、決められた位置からライトを当てることができる
※ライトの【形状の情報を見る】(commando+I)ウインドウで、明るさ、角度、ソフトネス、影と影のソフトネスの設定ができます。
※【表面材質】で基本色の設定で、光源の色が決められます

●点光源
24.PENツールにある【点光源】の使用することによって、ポイントに当てることができる。
※ライトの【形状の情報を見る】(commando+I)ウインドウで、明るさ、角度、ソフトネス、影と影のソフトネスの設定ができます。
※【表面材質】で基本色の設定で、光源の色が決められます

E.レンダリング
質感、カメラ、背景、ライトなどの設定が終わると、レンダリングして画像として仕上げる段階に入ります。
25.レンダリングしたい形状をアクテイブにします。
26.ウインドウメニューから【イメージ】(commando+R)を選択します。
27.イメージウイントウの“レンダリング”ボタンをクリックします。レンダリングモード設定ダイアログボックスが衣示されます。
28.●レンダリング手法=スキャンライン(レンダリングのクオリティについて、関連マ   ニュアルを参照してください。)。●曲面の分割=普通。●レンダリングオプション=アンチエリアシング、材質を表示、背景の表示をそれぞれチェックし、レンダリングポタンをクリツクします。
透視図のウインドウに設定した画像サイズでレンダリングが開始されます。

●部分レンダリング
部分レンダリングは、質感の設定を変更した吋など、碓認したい部分だけをレンダリングできる機能です。これにより、レンダリング時問の短縮にもつながります。
29.イメージウインドウの確認したい部分をセレクションボツクスで指定します。
レンダリングモード設定ダイアログボックスが開きます。
30.●レンダリング手法=レイトレーシング  ●曲面の分割=普通。 ●レンダリングオプション=アンチエリアシング、材質を表示、背景の表示(自動チェック)、影の表示をそれぞれチェックし、“レンダリングしない”ポタンをクリツクします。
31.イメージウインドウの確認したい部分にOptionキー押しながら、範囲を決めたら、選択された部分だけはレンダリングにされます。

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