デザイナーの仕事--情報優先

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友人の間で、僕は経済オンチで有名。
ここで、ファナンシャルプランナーの知り合いの言葉を借ります。
"...。いくらマネーをたくさん持ってみたところで、それはあくまで
デジタルの1と0の集まりに過ぎず、デジタルのデータを
いくらたくさん集めてみたところで、人間はただの一日たりとも
生きてゆくことなどできない・・・"

回りくどい引用で、申し訳ない。


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彼とは某大手の事業部長がなされている時に
僕はHP制作として何度か会ったいきさつ。
その後彼は会社から独立、銀座あたりで事務所を構えた後に
時々酒を片手に、互いの状況の確認&情報交換をし合ったりしてます。

まったく違う業界にいるし、無関係だと思われるのだが
話をしているうちに思いもよらぬ共通認識がいくつかもある
その一つとしては、情報量の多さとその変動の速さに追われている。

溢れる"情報"に囲まれている日々。
情報収集オンチでもあるこちらは何とかしよと
毎朝パソコンのスイッチを入れ、まずすることは購読メールと
各ジャンルのニュースを目に通してから一日が始まる。

が、すべてのものを消化が仕切れません!!
・なんせ何時間、何日後に古く(不必要)なるものが多い
・なんせ"デジタルデータ"であるゆえに不確定要素が多い
・なんせ情報のための情報も入り交じっているから
・なんせたくさんあっても混乱を招くからと思ったりして...

けれども、記憶に残ったもののいくつかは
運がよく、その後の提案や、制作のなかに役に立ち、
時にはミーティングの場で必要な"媚"として好印象が残る。(笑)

デザイナーたるものは客無しでは成り立たない。
世の中"情報・技術(優先で)に取り込まれたデザイン"が支配になった今日
デザイナーはその先のことまだも視野にいれ、考慮すべしし
単に"感性・センス"だけにこだわっていては立ち行かず、
崖縁に立ち、謳歌しているようものだ。
と痛感している。


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