きちがい水の宴

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散々店探しをした挙げ句
"庶民的な店"----土風炉にて
3月の大雨の後に久々"兄貴"と僕と"妹"
50代と40代と30代の3人を揃って飲んだ。

はじまりは穏やかな田舎の話で盛り上がり、地元の言葉で飛び交っているうちに
アルコールの量が増えていた。

段々話題がヒートアップ、激論に変ってゆき
表情も険しくなり、手の動き激しくなっていた。

いつかこの瞬間がやて来ると思ってたが
実にタイトルの通りに"ガス抜き"となってた

議論できる相手がいることは
幸せに感じ、ストレスの発散にも役に立つ。
が、不用意に相手の防御領域に"足を突くん"で発言すると、
噛み付かれ、その後の言葉のフォーロができないと
かなりショックと困惑な結果に結びつき、気分も沈む。
・・・そんな感じの宴だった。

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時々思う事がある。
学んだ"知識"の中に未来に向けるもの以外に
どれぐらいの比率で自己防衛のために用いられているのか?
あるいは"生きる術"のために守るべき範囲・・・

が、しかし過剰防御による"この瞬間"で得られるものより
長く見据えたいくつかの"やってくる瞬間"のための方が実に重要なのでは?

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