2009/04/24 am6:00 晴れ
時差で眠られない。
朝のホテル食で済ませ
部屋に戻り、今日の散策ルートを決めた。
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Ch.de Gaulle Etoile(凱旋門)→Champs-Élysées(シャンゼリゼ通り)→
Invalides(アンバリッド軍事博物館)→Place de la Concorde(コンコルド広場)→
Notre Dame(ノートルダム大聖堂)・・・
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青空。乾燥した冷たい風が吹いていた。
1.3€の切符を手に地下鉄3号線から2号線さらに1号線に乗り換え
凱旋門に出られた。
強い朝の日差しに照らされた彫刻に魅了され
気がつけば首が痛くなっていた。
透き通った空気。さて、スタートはまずまず、気分も上々・・・
視線を振り向けば、目の前はシャンゼリゼ
ここからコンコルド広場に目指す。
知人は"いつかシャンゼリゼで二人でワインを飲もうね..."の言葉をよぎりながら
高ぶる気持ちを抑え、「世界で最も美しい通り」に向け、ゆっくりと散策。
ーーオープンカフェでパリジャンは新聞を片手にゆっくり時間を過ごし
白い花の種は風に吹かれ、視野に美しい都市のスカイライン・・・
コンコルド広場の手前にある"パリの一番豪華な"アレクサンドルIII世橋に渡り
アンバリッド軍事博物館に立ち寄った。
ナポレオンの霊柩はここに安置されていた。
あぁ〜、すべてが思った通りの展開だが
乾いた暑さと徒歩で疲れが来た。
芝生に座り込み少々の休息を取りながら
周囲に見渡すと、エッフェル塔、ルーブル美術館、コンコルド広場のオベリスクの先端
さらに遠く離れたシテ島の教会が見えたような・・・。
正午。コンコルド広場に立つ戦利品ーーエジプトのオベリスクに着く。
(ガイド本はエジプトから寄贈と書いてあったが・・・)
今日はルーブル美術館をあらため
(入口で0.4ユーロでトイレを済ませ)
広場の前のコンコルド橋を渡り、
セーヌ川に沿って散策しながら、シテ島に向かう。
シテ島向け、セーヌ川左にあるルーブル美術館
セーヌ川右にあるオルセー美術館
セーヌ川沿いのマーケット
ルーブルのドノン翼の入れ口に通じる橋の端にある彫刻。さすがです。
愛の語らい?
ガイド本には、コンコルドからシテ島まで歩いて26分とありましたが
まあ、ゆっくり&じっくり味わうなら、1時間以上はゆうにかかる。
因に僕らは2時間半くらいで
ようやく目の前にシテ島が見えて来た。
さらにシテ島の花市場に廻り通って、暫く歩くと
かっの有名なノートルダム大聖堂。pm4:00の眩しい日差しの中
疲れもピックに・・・
密やかなの大聖堂内に休息。
ちょっとミサの時間(演出?)で、男女の唱え声で広大な空間に響く。
・・・
空かれた腹に、フランスパンのサンドイッチで満たし
夕日に染めたセーヌ川を眺めながら
知り合いの彼女はオルセー美術館の近くに2年間滞在していたことを思い出す。
彼女なら、きっとこの夕日、この風、この街に似合うだろうね。
しかし、今はシャープさなきドロドロな日本にビジネス戦場に戻った。
まあ、余計なお世話か!! 今日は帰途に・・・
因にこの建物はフランス革命時に王と王妃たちを幽閉された場所だそうです。
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エピローグーーパリの浮浪者たち
朝の地下鉄に内に乗って来た一人フランス男性は片目はガーゼに
大声で延々と話した後、(恐らく自分の病気をPRしていた)
乗客の前に用意していたコップ差し出し、カネを乞う。
夕方の地下鉄内に乗っていた一人フランス男性は
女性客の前に恐らく"君はとっても美しい、優しい・・"のような話を
社内の客の笑い誘い、ついでにカネを頂戴する。
別の日に車内でのアコーディオンの演奏で稼いでいた。
まあ、どれもある意味では芸術だ。
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