2009/04/26。am9:00 曇り空
夜中から大雨。朝になって止んでいる。空気は格段に透き通った。
今日は日曜日。ほとんどの店は休みのため引き続き美術館めぐりだ。
まず地下鉄1,5,8号線を交差しているBastille(バスティーユ)駅に降り、
フランス革命発祥の地に立った。
それから日曜蚤市場を覗き、パリジャンたちはゆっくり品物を定め、
種類豊富なチーズに試食しながら、おしゃべりしているのを見て、
"あっ、ここはパリだ〜"と実感。
なんだか気分は穏やかになり、気ままで散策した。
路上で自転車のシェアリングサービスを見かけた。
そう言えば、友達は10何年前にIT会社起こし、2,3年前はそのIT会社を売って
2,3年の海外生活の後に日本に戻り
今年の一月に日本でこのサービスをスタートしたそうです。
市場の並木から見た7月革命記念柱
広場の放射状道路の一角街風景
市場の入れ口
約一時間半後、76番バスに乗って、裏パリの街風景を見ながら
終点のPalais Royal Musee du Louvre(ルーブル美術館)に向かう
ルーブル美術館の中庭。
正直なところ、僕はルーブルにはそれほどの興味がない!
特に18世紀以後の古典絵画や彫刻など。
と言う矛盾した感情を持ちながら、とりあえず一周することにした。
ガイド本に書いてあった"必見作品"は流れに任せ
見物客はリシュリュー翼とドノン翼に集中しているのを避け
シュリー翼に入り、古代エジプト美術へ・・・
館内はあいにく込み合っている。
連れはルーブルに興味津々なので、モナリザのある回廊の端から端まで一人で行かせ、
僕はセンターに設置された椅子に座り、ゆっくり観客を鑑賞することにした。
因に上記の女性たち見ていたのは下記の作品。
モナリザも見て来た。人集りの前に小さな作品に大きなガラスケースに包まれ
5メートル離れたところから鑑賞しかできなかった。
微笑みも、神妙な・・・この状況では、到底無理だ。(苦笑
ルーブル3階からの眺望。
それでも5時間くらいかかった。
いやあ、くたびれた。の一言。
振り返れば、良かったのはエジプトなどの古美術くらい。
原始的で、チカラが強く、余計な飾り気もない・・・。
中庭のガラスピラミット(美術館の入れ口)で休息後
疲れた足を切り捨てたい気持ちで家路に・・・
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エピローグーー食事中のフランス女性
バスの出発を待っている間に窓越しで、
近くのレストランに食事中のカップルを見えた。
女性は色白で黒髪、ルーブルに行った直後のせいか、絵に描いた古典美人で
そのものに見えた。(奇麗な女性だった)
が、男のしゃべりに対し、目があげず、表情を変えることもなく
優雅にケーキを食べ、ワインを口にする・・・
発車後暫く、このカップルのことを頭から離れられなかった。
"何方と似てるかな〜"と。・・・
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