フランス散策-6

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2009/04/28。am8:00 雨→曇り←→晴れ

今日は旅の最終日。
これまでの旅に必ずパソコンを携行していたが
今回は暫くマシンの画面から遠ざかることに決めた。
結果は良かった。余計な情報やら、メールやら等に煩うことなく
"遊びと寛ぎと毒おろし"に専念することが出来た。

さてさて、少しは遠出に。と、イル・ド・フランスのヴェルサイユに決めた。
6号線のBir-Hakeim駅に降り、徒歩1分でChamp de Mars Tour Eiffel駅でRERに乗り換え
約30分で終点のVersailles Rive Gaucheに着いた。(RERは途中で分岐するので要注意)

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RER鉄道沿線の光景。

駅から5分程度で歩くと、広大な宮殿の敷地に入った。
宮殿の前は人山だ。長蛇の列だ。
連れに列を任せ、こちらは写真を撮りまくった。(悪いね)
しばし入口で撮ったPhotoを・・・
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ヴェルサイユの正面入口

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雲と晴れの境界線

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宮殿の屋根

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入口の彫像

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雲と彫像の演出

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この王権の象徴

1時間ほどようやく中へ入った。(急務はトイレ)
うん、人の多さには少し落胆だが、サっサと宮殿内部の観覧を済ませ。
"裏庭"に出るつもり。
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人集りの鏡の間

で、約一時間くらいで廻った。
歴史の勉強には最高の場所だが
それにしても数々王権の贅沢には飽きた。
まあ、フランス民衆の革命のおかげで
このくだらない、超のつく俗文化を終わらせたことに感謝。

[雲の演出]
pm13:00
さて、そろそろ館外に出よう。
あいにく曇りと晴れ半々の空と冷たい風。
が、この"半々"による大自然の演出がなければ、この人工で出来た巨大庭園は
これほど魅力に感じられなかったんだろうね。

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手前に日差しに照らされた彫像の白さは美しかった。

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奥に見える雲のあたりは雨が降っている最中だ。
後に雲の近くに行った時、雨に追われ、が、4,5歩さがればそこは乾いていた。

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光の演出にますます魅了されて行く・・・

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この光景に感動し、自然の壮大な演出は言葉にならなかった。

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歩いて来た道に振り向けば、王宮は雲の塊で潰されそうな・・・

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運河の始点に立つ。雨の中。

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迷路に入って出会ったサトゥルヌの泉水。

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戻って見ると、すっかり晴れていた。

美しい異性のように魅惑された一時。
大自然に洗浄され、癒され、毒が排出されたような・・・。
芸術家たちはこの大自然の前に情熱に燃やし、狂ったのは至極自然なことだ。
"出来るものなら..."の思いをしながら、駅に向かった。

帰りはガイド本に紹介された8号線Opera駅の近くにある
Le Grand Cafe Capucineで夕食。
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オペラ・ガルニエ前の交差点。

今日は早く寝る。明日はこの国に出る。


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エピローグーーヴェルサイユにて出会った連中。
余談だが、この場所で日本から撮影クールを見かけた
二人の女の子に派手なメイド服を着せ 短い足&内股で歩かせ、所々で撮影していた。
ある意味では目立っていた。
まあ、殺風景でこんな場所で恥さらさなくでも・・・。

確かにフランスの本屋にMANGAが置かれていたような。
一応自然発生に近いカタチでMANGA文化がワールドに広がったが
今度メイド文化をワールドへと売り込みか? 
確かに歴史における文明・文化の流れの中に"メイド"は見当たらない。

いつかMADE IN JAPANのハイテック電気製品・車の輸出は
MADE IN JAPANのメイド輸出になる日が来るかな〜
腐った商業主義にたっぷり浸った馬鹿な企みだね。
(正気持ってリーダー格の眼鏡男の尻を蹴りたかった)

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