深夜2時。新鮮な空気を求め病室の外にて
am6:00。一睡せず朝を迎えた。
なんだか、父はまた息をしている。しかも好転の兆し・・・
am9:30。姉はオーストラリアから駆けつけた。
am10:00。病院関係者は看病と新年挨拶に来た。(なんだか不思議な光景)
am10:30。婦長さんは辰年の虎の縫いぐるみを持って来て
"あけましておめでとう"と挨拶した後、虎の縫いぐるみを点滴の掛け具に掛けた。
ーー白い壁、白いペット、白い医療器具の中に赤い虎の縫いぐるみは目立つ
am11:00。担当の医者は困惑した表情で家族に病状説明した。
曰く"昨夜葬式の準備を と言っていたが、こんなに回復しているとは・・・"
うん、僕も困惑だ。
まあ、いままで4回も危篤状態にあいながら
今日に生き延びたのは確かに不思議。(活きる意欲の強さが感じる)
am12:00。
状況は少しは安心した。途端に昨日の機内食以来
まともに食事を取ってないことを気付き、
眠気と同時に胃が痛くなった。
さあ、とりあえず己の体もなんとかしないと・・・
病院の隣にある父の家(両親は別居生活20数年)に帰り途中
緊急策として、買ったカップ麺を食べ
睡眠薬飲み、着の身着のままで寝た。
pm18:00。
家族で病院近くのレストランで団欒。
注文した北京タックは味はしなかった。
アルコールは飲みたくて飲めなかった。
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