デザインコンペの名のもとの怪物

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コンペは参加しないスタンスだ
と、いつか前の記事もそう言っていたような・・・

ご時世にあわせ、最近では全力でデザインコンペを取り込んでいる
が、何か違和感が感じる

"デザインコンペ"と言って、クオリティの勝負にならず
見積もりの高低はコンペの"本質"へと
転向してしまうケースは目に余るほど増えた(ほとんどそうである)
あげくのはてに"御社のデザインはすべての参加会社の中ではトップだが、
見積も高い・・・"とか

"弊社は安く、良いデザインを探している・・・"とか

上等手段は、黙って提案したデザインをそのままパクったり・・・。
このくだりはもはやモラルなんで必要がない
・・・。

はい、ご勝手に。

当たり前と思うが、それなりの犠牲を払わないと
それなりのいいものは手に入れない。(狩猟本能)
のを、そこまで考える余裕と決定するチカラと責任感はないのは
本音のところでしょう。

腐ったものを齧って
"美味しい"と満足されるようなら
まあ、それも1つの生き延びる策でしょう。

しかし、待てよ、せめて"デザインコンペ"の名のもとで
クリエイターも同類だと勘違いをしてほしくないものだ。

技術は超速で進化したのはまぎれなく事実だが
進化の状況を把握せず、進化を食いつぶしているのは企業の様様。
それと、戸惑いながら食いつぶされないように"努力"している制作系
・・・。

果たして、"次へ"と結びつくものは何だろ?

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