度重ねる毎に、チカラの加減が増え、痛みも増す。
その揉まれた痛みで足は馬のようにバタバタする。
"う〜〜〜"。
痛みを煩わすため、マッサージ師に声をかける
"しかし、肩関節周囲炎って西洋医学療法で何かがあるんですかね"と聞き、
ーー"あるよ。ただし、痛みを沈めるだけ。根っこからの治療にはならない。"
内心は痛みを沈めるくらいで充分だ。と思いずつ
"まあ、それは病気の根治には良くないけど、外国人はこの治療じゃ
間違いが無く虐待だと勘違いするな〜。"と、自虐的に呟くと
"アッハハ、そう言われると、そうかもしれませんね。"と、マッサージ師が笑う
笑えるのはその揉んでいるウデ
泣くのそのウデに揉まれた俺のカラダ。
半泣きで己は誓うように言い
"これから五十肩にならぬ努力をせねば・・・"
すかさず"65才になる人もいるよ"との返事・・・
愕然。暗然たる気持ちへ。
毒は毒で制す。こう言うことか?
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