一昔に、日本の大手企業が電子マネーの立ち上げの時に
みなさんと一緒に随分汗と涙が流した。
ーーEdy、円とヨーロとドルの頭文字から来た良いネーミングだ(でしょう)
当時の担当者は、"これを世界を席巻するのだ"と
豪言したことを今も鮮明に覚えているよ。
だが、この記事を読めば
何年も経ってないうちに
何だか事情が少しは違ったような・・・
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日本の電子マネーが束になってもかなわない、中国スマホ・マネーの規模と利便性
かつて「おサイフケータイ」で世界の最先端を走っていた日本でキャッシュレス支払いが低迷し、その間に中国のスマホ・マネー市場が1000兆円まで爆発的な成長を遂げたのはなぜなのか
今年8月に北京で同僚と鍋屋で食事をしたとき、ウェイターにお会計を頼んだら、「テーブルに貼ってあるQRコードをスマホで読み込んで支払ってください」と言われた。スマホのカメラをQRコードに向けると、鍋屋のホームページが立ち上がり、食事した金額が表示される。画面に現れた「支払う」というボタンを押すと、スマホ・マネーの支付宝(Alipay)か微信支付(WeChat Pay)のどちらかを通じて代金が店に支払われる。
■スマホ・マネーの普及
こういう仕組みが中国のレストランやカフェに登場したのはごく最近のことだ。私が初めて見たのは今年3月、深センの「3W Coffee」というベンチャー支援施設を兼ねたカフェであった。さすが中国の最先端を行く深センだと思って、写真にとって講演のネタとして使ったりした。ところが、その後半年も経たないうちに、普通の鍋屋にまでキャッシュレスでの支払いシステムが普及しているのである。
いまや北京のコンビニではスマホ・マネーで支払う人が半数以上である。屋台の店にもQRコードが貼られていて、それをスマホで読みこめばキャッシュレスで買い物ができる。現金を入れる穴がない、スマホ・マネー専用の飲料や菓子の自動販売機が現れたし、スマホ・マネーで買い物できる無人コンビニも登場した。
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そういえば、(北京の)周囲の人たちの間で
モバイルツールでことを完結するようなことが
目に余るほど増えたような気がする。
そういえば、この間に車で信号待ちをしていると
近寄って来た1人の浮浪者に向かって、"小銭がないよ"と言ったら
その人がプリントしたQRコードを出しながら、"こちらももらえます・・・"云々
参った、参ったね。
僕はここ中国では外人身分なので、
それがのため、銀行ではクレジットカードが作れず
未だにこのような利便性が未体験だ。
さぞ、日本と同じく時代遅れになってしまったのかも・・・
(因みにこちらで何年間に仕事している外人は必要な書類があれば、
クレジットカードが作れます)
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