年末の旅写真は一段落したが
暇がたっぷりできたのでその続きを・・・
●福建省・南靖土楼
何年かの前(大分前、かなり前)、NHKのスペシャル番組でこの南靖土楼を紹介され
それに関連する客家のこともはじめて"うん"、"へえー"と、知る気掛けにはなった。
・・・
さー、行こうぜ。との容易考えで現地に向かった。
たどり着くまでの道のりは、ま、道こそちゃんと整備されたが
20キロあまりの激しい上り坂&下り坂と急カーブの続きで
道幅の狭いところは1車線だけで、幸いにして観光シーズンでなく
難がなく通り抜け、ようやく土楼の全貌が見えてきた。
見るなり感心したのは、ま、良くもこんな山の奥に生活の場を作り
長い歴史(秦の時代からより漢民族の移動)の流れの中、この一角に生きて来たな〜
(因みに客家は中国の南の広範囲及び世界中に約1億人が散在されている)
土楼の外壁は外来侵入を防ぐため約2mの厚みがあり、レンガと泥でできている。
中に入る入り口は1つと小さな窓。
中庭に入ると、木造の三階たてで出来ている。
仕切られた部屋は今時の基準にして、大変狭く、些か退屈な感じがした。
住民の1人に尋ねると、ここに住んでいるのは1家族のみだそうだ・・・
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雑談だが、20世紀70年代にアメリカのスパイ衛星がこの地域を撮影し、
CIAがその写真に映った建物の形状を分析した結果
ここは人民解放軍のミサイル発射基地だと決め付けたそうだ。
(ま、間違えでも不思議に思えないよね。笑)
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