2009年9月アーカイブ

まあ、更年期そのものかもしれませんね。
時々胸が詰まる思いがあったり・・・

このトシでは特に欲しがるものはないが
得られないものが得られないままであることも自覚はしている。
が、なぜか胸が詰まる。

山登りで山の中腹に辿り着いたが
登るのも下るのも気力がなくなっている
中途半端なところに立ち尽くしているような・・・
思いも寄らない状況に堕ちいている。

世がこれからも続くのに
面白くなくても面白く振る舞い日々も続くのに

---------------------------------------------------------------------
約半月で一つのサイトを明日でリリース。
対応していた窓口の若造2人は最後の最後
立派なサラリーマンで勤めた。

まあ、めでたくめでたく。

もう参加するまい。と決めていた。
が、"これで最後"の念を消せず参加することにした。

場所は六本木にある小洒落たバー
入場準備は遅れ、ようやく入ったのは開場時間の30分後。

行く前に頭痛は激しく、道中のクスリ屋で
即効で効く薬を買い、水無しで呑み込んだが
あんまり効いたように思えなかった。
この調子で暗く、ライトがチカチカ点滅し、
音楽と若い男女の喧噪を混じった音が発する会場に座ると
隔世のような錯覚が覚えた。
・・・
photo0928b.jpg

やはり、乗る気もないまま行くべからず
今度こそ"これで最後"にしたい。


仕事処理のため
休日にオフィスに行くことにした。
休日だけがあって、電車は空いていた。
まあ、快適。

昼飯の時間に
元々オフィスの辺りは食わせるところは少なく
今日はラーメン屋"麺旬風"しか開いていなかった。

photo-a.jpg

時々飲んだ翌日に、よくここのラーメンを食する。
麺がこしがあって、チャーシューは柔らかく、スープは余計な味はせず
シンプルな"ラーメン"味だ。
ラーメンは嫌いが、ここのラーメンに惚れている。

6時の手前にオフィスに出る。
秋葉原駅の中央改札のあたりに人集り。
救急車は数台が止まり、緑のシートに囲まれた周りに
救急隊員と警官と野次馬たちがざわめいている。

野次馬根性の持つ知人に"事故みたいんだよ"のメールをしながら
改札を通り過ぎ、帰り電車のホームに上がると
ホームも人集り。線路のハシコに緊張した面持ちの警官が立っていた。
知人の返信メールにあった"聞けよ"に応えるべく
警官に尋ねると"人身事故のため、現場検証中"だったそうです。

photo-b.jpg

遅くまでお仕事(pm7:00)。
自宅駅の近くにある中華で食事を取り
9時まで・・・と決め、バーに行き、
一週間の疲れを取るのと頭の整理・・・

pm9:00。
仕事を再開。

そこそこの大企業に勤める本部長と面会することになった。
事前にその会社の20代後半の広報担当者と営業担当者は
ビビリながら本部長と対面時の注意事項やら、対応の仕方とか・・・
好意的に教えてくれた。"受け答えはくれぐれと・・・"

その後、知人とアルコールを片手に、ヘラヘラしながら
"いろんな荒波に乗り越えて来たものだから、まあ、平常心&普段通りで・・・"
の心構えで臨むことにした。

翌日の面会は会社にあるソファーを設置された打ち合わせスペースに
案内され、現れた50代後半の本部長と"初対面"。
ところで、実にスムーズで、何に事もなく、穏やかな雰囲気での会合だった。

何の事、二方の若者に恐ろしいと思われた本部長だが
実は芯のない若者の行いに怒っているだけのことだ。
世代間の繋がりがそっくり抜けていると実感した場面だった。

-----------------------------------------
"良い人たちなんだけどね"。のラベルが張られても可笑しくはない。
が、無気力なものが美学的ではない。

うまく荒波に乗りこなしている。
のようだ。

が、こんな時こそ危機的ななんが潜めている
のように思える。

それはなんだろう・・・

金曜日の夜遅く
クライアントからメールは届いた
曰く: "・・・添付にあるラフを参考に作成お願いします。
月曜日にアップすることはできますか?・・・"

???!!! オカシイぞ。
仕事が嫌いではないが、仕事のために生きている覚えがない。
ただ楽しく・遊びの延長にあるものでしかない。
それはそれで無神経でもある。

が、いつの間にか他人様の時間まで占有しようとする
"クライアント"と呼ばれるものは、
ここまで無神経かつ無礼で通れる無神経な時代になったのか?

なんだか、嬉しくもない。
"仕事があるだけで、幸せ"と言われますが
"あるだけ"では、片付けてほしくはないものだ。

制作者が工場の職人のようになり
もはや制作行為
ーー作り出す。創造する。そのものが名存実亡。

しかし、暫くは我慢の日々が続きそうだ・・・

My Yahooで今日の占いに目を止めた
"自由が欲しくなる日。今の環境では自由がないように感じられて、イライラしてしまうかもしれません。自分の居場所でさえも窮屈で、この状況から抜け出したいという気持ちが..."云々。

虚像を追っかけ、虚像と戦い、虚像を真実と置き換え
虚像のために興奮、深く悩み。
それがデザイナーと言う職業だ
と、己はそう解釈する。

まあ、自由がほしいな
なんにかのためのものではなく
期待もなく、目的もなく・・・と言う自由

とある有名大学研究系の仕事が舞い込み
いろいろと時間をかけ、完璧たる企画案・デザイン案+最安見積を作成した。
初対面のミーディングでは、"さすが大学に勤める人たち、いかにも知識人・・"と感心した。
40分のミーディング後に"結果は後ほど"と告げられ、
後ほどに電話がかかって来た
"検討の結果、大学内でデザインすることになった"。
絶句。すべてがぱくられた!!
大学の知識人よ、お前らもか。

------------------------------------------------------------
かの有名文化人類学者様をむかえ
水に関するトークイベントを開催した。
直後に水をテーマにしたサイトを立ち上げ、
イベント関連のページをデザインし
この文化人類学者様に最終確認を提出した。
半月以上待たされた挙げ句、返って来た言葉は
"己は水のテーマに賛同されていると思われるのは嫌だ。己を載せないてほしい"。
何に?何に? カネをもらといて、学者ずらで250あまりの聴衆の前に偉そうに語り
いまさら"テーマに合わない"って、と言う理屈?
ご商売は文化人類。ご自分は文化も人類もなってない。
結局のところは、ただの詐欺師。

------------------------------------------------------------
とある・・・
あぁ、きりがなくなる。

------------------------------------------------------------
知り合いは今度の選挙で選挙区にトップ当選した。
まあ、これでこの国の政治制度が良くなる。
なんで期待するのも可愛い過ぎる。
小沢ボーイのままで終わらなければいいが・・・