2011年6月アーカイブ

散歩

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昼は33°。陰に涼しいとは言え、やはり出かけるのには躊躇する。
だが、pm7:00になると涼を求める北京市民は街に充満する。

同じ世代の北京出身の友人が経営している
デザイン会社に遊びにいった。

SOHOオフィスに20人あまり。20〜30代中心
聞けば彼以外にすべて地方の出身者で、DTPデザインはメイン。
"なぜ地方の出身者?"は聞く必要もなく
皆の目が見れば、その輝く具合で
何となく新たな北京のカタチが見えて来そう。

違った意味では
彼ら彼女らは脅威すらが感じる。

"連中らは、俺たちない競争意識がある。これしかない人数でも
互いがライバルと見なし、時々それが表に現れ、僕はその時のバランサー。
なのさぁ。それしかできない。"
と、彼は言う・・・

なるほど。
78万年前は北京原人が一人?
1949年は203万人
20数年前(1988年)の北京は北京戸籍を持つ者が1000万人。
2011年の人口調査によると1960万人に膨らんでいた。
これから新たにこの数を増やす予備軍は
まさに目の前にいる20数人のなかにいる。

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今年生まれの子ガモ・・・

1分間

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昨今の戸惑い、今日の現実。

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1分間でインターネット上で行なわれた事象。
美しくまとめられている。

北京は政治・文化
ーー"統治"の中心。

北京ではこの言葉の意味について
恐らく2つの解釈ができる。
1つは言葉のその通り(全国における統治)
1つはその言葉の延長に含まれるもの
それは"脈"。

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人脈、財脈、官脈、男的な脈、女的な脈・・・
(なんにそれ)

統治するものは脈をうまく利用して
人を動かし、ものを動かし、時代を動かす。
脈はこの地にとって大きな哲学。
大砲はあの地にとって大きな哲学と同じように・・・
(なんにそれ)

が、しかし、北京人は上記を熟知していても
"政治家になり、権力の中心にいるべし・・・"何て、思うもしない。
政治を話題にだけ目が向け、できもしないことを口にするのは
ある意味では一種のストレス発散
あるいはブラックジョークとも言うべきかな〜
それ以外できることは
やはり、口だけの世界で生きるのは楽しさを見出している
ように思える。

无可奈何(どうしようもありません)。
沢山見て来たから生まれた感覚かもしれません。
そんな少々感傷的なものを持ち合えている。
(なんにそれ)

が、しかし、北京人は脈についての感覚も長けていることも
この"无可奈何"から生まれた感傷への処方箋?
ですかね。

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この後こんな記事をサイトに掲載された。
中国が世界を支配する時」(WHEN CHINA RULES THE WORLD)
個人的に"支配"の言葉が抵抗感がある
もしろ究極の"和"を以て世界を制すのほうが西洋文化にない
アジア精神。
ーー大知恵 or 小知恵の違いかなぁ?

北京原人ではない。
もっとで言う北京人は歴代天下取った人が
連れて来られた(将軍・戦士・その家族等)人達は
その時代の"北京人"になる。

自分の父親世代はこの共和国を作ったもので
当然の如く、自分たちも"北京人"にあたり、
それを些か疑問に感じたことがない。

北京はそのようなことで
各時代の色彩が残り、ダイナミックに混在する。
皇帝にしろ共産党にしろとも・・・
と、思ったりする。

が、ダイナミックである故に
昼下がりタイムなのに、平気で大きな騒音を出す工事をしたり
恐らく北京にとって新たな"占領者"
ーー北京で一儲けする他所もの・・・
(北京人は昼寝を大事にする)

この騒音を苦にし眠れないジジとババが
木陰に座り、それを見守りながら溜息しかできない。

ある意味では、"北京人になる"と決め込んだ時点で
このような覚悟もできているかもしれません。

北京人はその北京原人の子孫
何でことは、まあ、ないでしょうね

僕からにして
北京人の概念はすでに古し
昔からグローバルな陸地に存在する都市であった。

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先日、北京滞在の"外国人"パーティーに見学した。
欧米系、中東系、アジア系・本土系等
話す言葉は中国語、話題はビジネス以外の様々・・・
パーティーの主催者は生粋の中国人だった。

クルマがあったから
北京の北に向け150キロあまりの山道でここまで足を伸ばした。

燕山山脉に位置する延庆県。
静な農作地帯で、長閑な一日に更けた。
ここでは8000万年〜17億年前の地質が見られる。のため。

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燕山山脉遠望

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戦国時代の燕国の長城。

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1.4億年前の地層

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4億年前の地層

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17億年前の地層

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17億年前の地質から崩れ落ちた石の上に
今年の新緑が覆う。

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1.7億年前の木の化石。(学名: 珪化木 Silicified Wood)
雨が降ると地表に丸太そのままのカタチの化石が現れ、
さらに風化して破片となった。

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国家地質公園とは、野放しされている自然景観。
喧伝する都市に作られた着飾った美より
こちらは野性的で本質に近い。

VPN

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とは、何となく知っていた。
まあ、それほど"必要とは・・・"とは思っていた。

が、ここにいると初めてVPNのことを知りたくなった。
なんせ、生来縛られるのを嫌いな性格。
これがのために
これまで沢山の被害者を作って来た。
もうこれ以上これをあらためるつもりもない
と思う故に、当面の"ネットアクセス自由"を得る策として
VPNに辿り着いた。

Virtual Private Network。
名の通り。
ここではささやかな自由と解釈しよう。

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因にVPNのことを中国語では"跳墙"or"翻墙"と言い、
その意味するものはーーー壁を越える。

--------------------------------余談
住むエリアは軍関係者出入れするところ。
のために、これまで2度も田舎から出て来た若い軍人に止められていた
曰く"ここは外人出入れするところではない・・・"
笑うしか無く、"この俺はここで遊んでいる時は、
どこかの田舎で君はまた精子と卵子が出会えてもいない・・・"
返す言葉はこれしか思いつかなかった。

さぁ〜。3度目の正直はないことを祈る。

雨が降りそうな天気の特長は蒸し暑い。
が、東京のような感覚ではなく
陰のいると、涼しい風が感じる。

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陰に休まる雀

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陰に休まる人

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教習所から知らせが届いた。
"即日から第二段階の課程がスタート・・・"と。

昼の気温が摂氏36度。
散歩の犬は舌が出したまま・・・
夕方に突然の夕立で空気が冷やされ、
涼しい風が吹く。

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深夜。
再び大雨に雷と稲妻もを加え・・・。
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経過

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宴会にしては長過ぎた
幻にしては長過ぎた
現実にしても長過ぎた
が、散る時が来る。

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知り合いのサイトで
上記にようなタイトルで書かれた記事

猿芝居を見るような・・・

天災・人災。
国民が多難を耐えている中、
"政治家"と名を乗る連中は動き出す。
猿山の猿がグループを分け、争っている。

政治家は猿ではない。
が、政治家は猿の如く
になるのも政治家たるものの選択。
それも国民が挙手して差し上げた権利の一つかね。

とは言っても、猿は群れを守ることを知っているから
品格がある。

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嗚呼。政治家猿。