2014・夏

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夏と書く時には
夏はすでに終わっていた。

この夏では、涼しく(夜は布団が必要)、空気が格段に良く
約2ヶ月間の籠もりで新作8点が完成。

が、依然として終わりが見えず・・・

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●新たな知り合い
田舎住まいでは、都市とは違い
住民の数は少なく、大体顔見知りである。
そのなか、30数年も中国で働く
そのまま退職した元ソニー・チャーナーの重役Aと知り合った。

中国の45°酒を飲みながら
互いの"外国人"としての歴史を
笑いながら語る。

"・・・退職しても日本に戻られないでしょうか"と僕の問いに
"いや〜、こっちに慣れたし、戻るつもりはないね"と彼は言う。

"しかし、安倍連中らはこのままでは
30数年の血と涙を台なしに・・・"
と彼は話が続く・・・

●温泉
住む田舎のところから60キロ離れたところに
赤城県があり、そこには"本物の温泉があるよ"と
重役Aは言う。
そう言われると、行くしかない。
・・・


●個展・その1
予定していた秋の個展だが
画廊の最高責任者が入れ替え、新たな担当が
新たな展示条件をこちらに提示されたが
その条件を受け入れがたい。

"この女は(新責任者)はこの展示条件ではやって行けないでしょし
長くもいられないでしょう、彼女いなくなったら、その時にお願い・・・"と、
現場スタッフからの勧告が好意に聞こえたため
新たなに画廊を探すことにした。

ま、契約を守れなく
信用ができない人種だ・・・

●個展・その2
急いで別の画廊を探したところ
10月に個展が決めた・・・

●個展・その3
同時探していた別の画廊からもオーファが来た・・・
混乱している。
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朝8時くらいから、午後5時までの作業は続き
人とは会う事もなく、
日本語も中国語も、もう使う必要もなくなったね。
・・・

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