朝が起きると、晴れている空を眺めながら
前に調べていた箭扣長城のことを思い出し、簡単な準備をした後家に出た。
北京市内では、未だに緑に覆われているので
85キロの行き先の箭扣長城はちょっと紅葉の見所ではないか
と、安易に推測していた。
が、見事に外れてしまった。
・・・
遠方の険しい山頂にかすかに見えるのは箭扣長城だ。
山の稜線に建てられた長城が見えた。
しかし、よくもこんなところに・・・
停車の位置から1.5キロの砂利道で歩くと、獣道の登山口にたどり着く。
紅葉ところか、周りの樹木もほぼ枯れていた。
しかし、箭扣長城はレンガではなく、しっかりした石造りの長城だった。
所々は垂直に近い階段と石も動いている状態。
この箭扣長城は修復することがなく、このまま保護されている。
あまりにも危険のため、登り禁止されている。が、監視はなく
この日も若い男女一団が登っていた。
まぁ、いい散歩だった。
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