2010年4月アーカイブ

この記事とこの記事の続き

26日になった。
結局20日深夜まで4社の皆さんは真剣に検討したページ要素構成を
デザインに反映されず、
そのままメールでデータを流れて来た。

こうなったら、焦りも怒りも説教も
これ以上は無駄だと悟った。

"構成を反映されていないページはこちらで整理し、再修正の必要はない。
そのかわりに今後提出予定のこれとこれとこれについては、構成指示のままに提供してくれ"
と、妙に丁寧なメールを送った。

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しかし、考えてみたら
僕以外の4社はいわばクライアント。
かつての1対1のビジネス図式はもはや幻である。
"古き良き時代は・・・"の表現は古くさいが
何だか言いたくなる。

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そう言えば上記やり取りの間
別の知り合いから
別の案件について
こんな結論付けのメールが届いた
"・・・皆、デスマ(デスマーチ:死の行軍)が続いていて、
やらないほうがいいよって社内の人間が呆れていました(笑)。・・・・"

対し
こんなメールを送り返していた
"・・・言い方変えれば、これは今時の作法かもしれません。ww
ええっと、偉そうに言っているのではなく
世の中は"できる人"がいなくなったと思えば
後は僕たちのオヤジパワーの出番になります。
(なるべきかもしれませんね)

所詮連中は組織人間ですから
苦労しなくでも給料は手に入る。・・・"

とね・・・

この記事の続き

深夜までの討議で
なんだか、とりあえず各チームのすべき事が見えて来た。
ちなみに俺はデザインではなく、
サイト構築に必要なテンプレート作成することになった。
20日にもらう予定のページヘッダとフッタのデザインデータは来ない。
21日も、さらに22日も来ない。
さあ、カレンダーは23日になった
朝から電話を取り、デザインチームにかけた
"とりあえず、ページのヘッダとフッタのpsdデータを・・・"
すると"psdデータはないんです。デザインはxx社のページをキャプチャーして
切り貼りしているので・・・。なぜpsdが必要なの?"
と聞き返されて来た。

うん? ええぇ〜!!!!!
どんな時代にうろついている? この僕は
時代は進化している? 後退している? はたまた止まっている?

"ええっと、・・・メールします。"と僕は言い
電話を切った。
関係者全員宛に漏れなくメールした。
暫くすると
生きたエビを100度の油に投げ込んだような"爆発"が起こした。
・・・エビもびっくり。僕もびっくり。
24日(土曜)と25日(日曜)
爆発させた事態への対応に追われていた
・・・つづきがあれば・・・
或は続きを書きたければ

3月下旬に知り合いN氏から声をかけられ
"これからXX社の仕事が入るよ"。

何げに告げられ、何げに聞き流していた。

4月初旬のとある日に
いきなり"明日のxx時XX社に小生と同行でMTGに行ける?"とN氏が電話をかかって来た
まあ、何げに"いいよ"と応えていた。
翌日のxx時にXX社のMTGの場に初耳でスケジュールを知った途端
固まった。
流儀としては"できない"とは言えず
作法としては"ご希望を伺い、明後日にでもデザイン提案します"

うん、言えたもんです。
予定通りデザイン案は提出した。
約一週間の間に音沙汰がなし
一週間後"他言語のページデザインもみたい"・・・
はい、すぐ作成し、提出した。
暫くすると"やり取り時間がないから、デザインはこちらでやります"
の返事メールが返って来た。

はい、ご自由に・・・
それから3週間も立つ。
もうないと思っていたこの案件だが
N氏から"来週のx日に京都に行きませんか、その場で・・・"
はっ!?。"この案件は生きている?"
ジョークを混じって会話のやりとりの末
"君にデザインの出来について、アドバイスをしてもらいたい"・・・

へぇ〜、俺も人様にアドバイスを出来る立場に立たされたのか〜 不思議。
とりあえず、京都行きの手引きをお願いした。
京都に夕方17時のMTGに出た。
その場で出されたデザインは"デザイン"と言えるものかともかく
5社も集まれば、みんな安心。
持って、この何週間の空白と不安を埋めたようだ。

うん? どんな意味? 何を言いたい?
俺も分からん!!!!!
トシを取ったお陰で、俺は終始穏やかになっているのは確かだ。
翌日、4社の皆さんは昨日の京都のMTG場で感じ取った何かが
ようやく事態の深刻さが理解したようで
急遽東京都で再度MTGの場を作り
pm16:30〜pm0:00まで、真面目に事態の打開策を討議しはじめた。
つづく

休日

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土日でも、マシンの電源を入れ
何となく入れるべきと思ったから
何となく不安な何にかがあるから入れたのかもしれません・・・

が、"不安"等はこんなことでは取り除けず
テレビの電源もを入れ、しばし番組に見ることにしながら
休日の時間を過ごすようにしている。

番組に取り上げた内容は少しは時間軸のずれに"チェッ"と
感じながら、とりあえず見ていく

凡そこんなニュースだ
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・"たちあがれ日本"新党の立ち上げ
 ーー頑張っている老人政治家たちの姿が映った。

・基地問題で"腹案"があると言いながら、アメリカ大統領と10分間の会話で
満足げにしている"総理大臣"も映る。

・自然災害の映像は映る

・千円で楽しむ居酒屋は増えた
 ーーサラリーマンの王道は、千円でペロペロで走れる。
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そう、時代に求められたニーズは
まるで垂れ流しのように生まれている。

そう言えば、近頃
我が周辺では、"3時のおやつ"として購入したスナック菓子は
朝飯として、昼飯として、恐らく夜飯としても日々過ごしている大人がおられる。
まあ、人間の生きる本能が見て取れる
が、我が身をもって、何とかこの状況を改善しようとは見受けられない。

情報収集に長けている。
しかし、デザインにおける情報の必要性は
"それほど"とは思っていた。

が、情報なきでは、何に1つうまく行かない。
情報をコントロールされ、これほどいらいらさせるとは
思いもよらなかった・・・。

一体、村の中にいるのか、群のなかにいるのかやら
こんな状況では首尾一貫に見るのは無理の極めなのでは?

果たして
この萎縮されていく状況の打開策とは?

花見か? (笑
photo-150.jpg

"・・・客への対応は君らしくない!。
昔はこんな感じではなかった筈だ。しっかりして・・・"

エリーの案件を昔の同僚の若手に依頼し、
修正内容とスケジュールはなかなか予定通りに行かず
我慢の緒を切れ、怒り心頭で僕に電話でかけられた言葉だった。

うれしい反面なだめるのは必死。
はい、己は表現に対していまだに自負を抱いている。
が、そんな"自負"なんかは
プラス志向と捉える流れとは逆行であるような・・・。
"クリエイターは、時には錯覚も持つべき?"
と、自慰行為に走るいまごろ。

はい、"今"は明日になれば"昔"。

"怒るのも、笑うのも。泣くのも。
相手は(死人で)動じなければ、すべては無に等しい・・・"
とは、彼をなだめる言葉の一つであった。

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新規提案案件のMTGの席で
客から"中国らしいデザインを・・・"と、求められ
10数年前に"デザインはSONYらしい"の指示を思い出させた。

"らしい"とは何だろう?
見えるもの(製品)をらしく表現できますが
見えないもの(文化)はらしく表現するのは頭痛になる。

しかし、時代の流れは古い言葉通りになろうとしている。
"30年河東、30年河西"

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ECサイトを作りました。
郷土の香りする きのかまり(KINOKAMARI)