2009年3月アーカイブ

先日提案した後、気分も気持ちも共に冷えていた
もうこの仕事を来ない事を祈っていたところ
こんな返事が

"・・・早速、HPイメージ拝見させて頂きました。   短期間の間に作成して頂き有難うございます。   本日、HPの件での社内会議がありまして、結論として 御社にHP作成依頼を見送ることとなりました。   理由としては、短期間の製作期間の中でお互いにとっての満足のいく イメージのすり合わせが難しいということでの弊社サイドの見解となります。・・・"

やはり死んだ魚は猫も食わないのね。(笑)

快感。救われた気分になった。
あのデザインは喜んで他所に生かせる。

うん、最高の国民に
最低の"政治家"たちの茶番劇。
知り合いの30代の女性から"老後のため"云々と聞かされると虚しくなる。
これでは"前向きな気持ちで・・・"では説得力を欠けるし
これでは、いつまで持つものではない。

さて、知り合いから流れた来た情報です。
なかなか意味深い。
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Googleでビジュアルデザインの責任者を務めていたDouglas Bowman氏が退職す
る。同社ではウェブページの詳細なパフォーマンスデータが重視されており、こ
うした状況が一因となっているようだ。
 同氏が退職について複雑な思いでブログ投稿で次のように述べている。

**************グログ******************

技術者が溢れている企業では、問題を解決するため工学技術を頼りにする。問題
を単純で論理的なものに還元し、主観をすべて取り去ってデータだけを見る。や
がて、データがあらゆる問題解決を支えるようになり、企業を麻痺させ、斬新な
デザインの決定を妨げる。
 そう、Googleでは2種類の青色のいずれかで決めかねたら41の中間色をテスト
して最もパフォーマンスのよいものを選ぶというのは事実なのだ。先日、境界線
の幅を3ピクセル、4ピクセル、5ピクセルのいずれにするかが問題になったと
き、自分の意見を証明するよう求められた。このような環境で仕事をすることは
できない。そうした些細なデザインの決定を論じるのにはもううんざりだ。
 ここで出会った信じられないほ賢く有能な人たちと働けないことを寂しいと思
うことはあるだろう。しかし、データの剣で当否を分かつようなデザイン主義を
懐かしく思うことはない。

**************グログ****************** 

Bowman氏はまた、Googleにいるデザイナーたちは古典的なデザインではなくコン
ピュータ科学や、人間とコンピュータの相互作用を基礎としていて、また社内序
列でデザイナーの地位が高くないことも嘆いている。

 Googleで検索製品および利便性向上担当バイスプレジデントを務めるMarissa
Mayer氏は、非常に高い地位にあり、デザインをとても重視している。しかし、
同氏の哲学がいかにして遺恨になりえるかは想像に難くない。Mayer氏は2008年
の講演でデザインについて次のように述べている。「一般にウェブでは、(サイ
トの制作は)芸術よりも設計の要素がはるかに大きい。(中略)差が小さい場合
でも正しいものを数学的に選択できる」
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昨日温めの春風は強風にかわった。

激しく揺れている樹木を見ながら、"POP調的な"何かを考案する。
が、言葉でおさまるものは、なかなか表現に持って行けない。

超短なスケジュール&超低予算ではなく
正直、今時な商業主義(金儲けのみ、人生観・哲学なし)が生んだ
死んだ魚の目をしている温めの生態系の事を思い出すと
感動何かあたえるとは思えなくなっている。

ふっと、"人類の進化はない"の記事を思い出し、やや絶望的な気分。
---あれは絶望ですら感じていない生態系だ。

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4/1のリリースを絶対条件に仕事を引き受けた。
休日返上で企画・デザイン案などを作成し
朝一でMTG先に出向いた。

現場に着くなり、要件の説明等々を確認し
デザイン2案のコンセプトも説明した。
が、これっと言って反応が返って来ない。

事前に聞かされたご希望では、
"格好よく"、"高級感"、"クールな"、"重みのある表現"・・・だったが
これらに沿ったデザインなのにと戸惑った。

少しの焦りを持って、再度ご希望を伺うと
のらりくらりと返事しか返って来なかった。

"こいつは大丈夫か?"と思いづつ、イライラをおさえ
表現にあたって、"御社の経営方針orスロガンは?"、"若さなのか、活力なのか"、
"サービスターゲットユーザーの年齢層は?"、"テーマは?"。・・・・
と、誘導的な話が始まっても、"ええと・・・POP調的な・・・"としか返って来ず
挙げ句の果てに"ほかのクライアント様と、どんな感じで仕事を進めているんでしょか"と
逆に質問され、撃沈。

これ以上は無駄だと分かり
"この生態系"のために土日で、"POP調的な"もう一案を作成し、
駄目元で仕事をキャンセル方向に持って行くしかありません。

しかし、帰りの道に聞かされたのは
3回蹴っても屁が一つも出なかった先ほどの彼は
25歳の若造だったことにびっくり。(見た目は30代後半)
しかもかの有名企業"ライブxx"の仕込みだったとか・・・

温めの春風に吹かれ
これからこのような温めな生態系に悩ませる日々が続くかな〜

一度目は3年前でした。
知り合いが勤めるシニアSNSサービスの新規立ち上げに応援のため
いくらかを出資した。

その間2回もあった総会は忙しさに負けた
今年はその会社のオーナーは自分の息子を会社に入れと聞き
メンバーも総入れ替えたため、行って見ようかと思い
行って来ました。

会場は7,8人くらいしかいなく
粛々と開始した。決議1.2.3.4.5へと進めて行き
"同意、同意"の連発のなか、新計画の紹介されました。
・・・

うん、全体的な感触は一つ
会社はいよいよオーナーの裏庭にされて来たな〜
伝統の何かと今時の何かとの相容れない中の再スタートになりそうな・・・の何か。

しかし、花粉症のヒドい一日だった。

朝からMTG兼プレゼン。
相手は日本語ベラベラの米国人。

席上に作成した英字ロゴに
"ロゴはイタリック(斜体)を避けるべきだ"と指摘され
その理由には"欧米文化の中には、イタリック体は強調の意味を持つと同時に
怒りの念が込めている場合もある"とか・・・

うん〜、なるほど。
欧文の斜体は強調する意味があるとは分かっていたが
"怒りもある"とは知らなかったな。勉強になった。
しかし、日本語はうまかった。

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携帯カメラで撮った神社の池に甲羅干ししている亀たち

花粉はピック。なのに、久々の陽気に誘われ
我慢ができずにマスク、眼鏡、帽子の"全武装"で散歩に出かけた。

規定ルートで小さな公園→神社→静まり返った商店街
一周で1時間弱で回った。
気分は良くなったが、案の定、鼻はうずうず・・・

朝8時半くらいに起き、目覚めるためテレビをつけた後朝食。

9時半になるとテレビを切り
コーヒーも入れ、Macの電源をつける
まずすることはメールチェック、返事すべきものは処理し
それから各情報ページをあさり
必要な情報をピックアップし、時々ストックしておく。

集中ができるタイミングで、仕事をスタート。
集中力が切れたらベランダでタバコを吸う。
ここから夜10時までモニター画面に向き合う。

MTG or 買い物などのために、時々外出し、外空を触れ
都市のスカイラインや、街の人々などを鑑賞する。
思いつきで喫茶店にてコーヒーを注文し
それまで頭に溜まっていたものを整理する。
因に"あぁ"と閃いた時のため、常に手帳を持ち歩いているが
時間が立つと、ほとんど自分も分からない文字と図形で書かれているのを見て
不可解な気分になる。

友人や知人と楽しむために
アルコールに向かうことも少なくない。
体調と気分によって、その日の飲む結果がはっきりと分かれ
------気分高揚の日に知人に携帯メールをし、しっかりしていたつもりだったが
  翌朝出したメールを見返すと意味不明なもので赤面になる。
------気にあわない場合は、ほんの少しアルコールで、沈んでしまい
  さっさと引き上げて、地元の行き着けのバーで、マスターを相手にする

・・・

己を忘れること。

トイレの壁を眺めながらインスピレーションが得られるのも
都市のスカイラインから得られるのも・・・

しかし、タイマー設定内にデザイン表現を要求されている今の現場は
到底理解しがたい。タイマー設定内でデザイン完成しなければ時給はマイナスになる
の評価基準もなおさら本末転倒。

時代が行き過ぎたのか
行き過ぎた時代にビジネスのみ見えない経営者らが
見出した生き残る"策"なのか・・・

これに対して、知り合いは僕に
"それも今時の若い世代のやり方で、彼ら納得すればいい・・・"云々
そうかそうか。これぞ、世代間の無力さと無責任の極めた嘆き。

購読している「東京IT新聞」記事に気になる情報があるので
東京IT新聞→xxx→xxxの順で辿りついた先に
何年か前に勤めていた会社の同僚の所在を見つけた。

結婚退社後に一度も連絡せず、すっかり忘れていた彼女ですが

元気で講師などの仕事をこなしながら

現場のプロから学ぶXHTML+CSSWebデザイン知らないと困る現場の新常識100

の2冊の本も出していた。大したもんだ。と感心した。


昨今CMSは主流になって来て、
追加と更新の使い易さを優先に
オリジナリティ性の持ったデザインは多少犠牲になり
少しはイライラさせるながらも・・・

こちらは、上記の状況を打破するためのサービス
"htmlコーディング作業不要、ページレイアウトを100%自由に配置・・・"
とはPRしているが、使ってみてたら
別の角度で不自由感がし、発展途上にある。

とは言え、これからこのようなものは必要になるでしょね。

政治と経済状況はひどい、
花粉の量は災厄。
知り合いのファイナンシャル・プランナーも
政府のヘッジファンド投資規制によって状況も良くない。

ヘッジファンド投資の手数料だけで
随分"良い思いをした"とかの話が聞かされたのは
つい昨日のような・・・

先日彼と会って、"なぜ規制されたのか"と質問したところ
彼は"日本のおカネは海外に流出させたくない島根性だろう。"
と吐き捨てた。

うん、なるほど。
これでは、島の外の状況を眺める以外に
暫くは解決策が見いだせない。

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いまになって気がついたようだ。ようやくです。
これで企業様々の意識変革のきっかけになれば・・・
これで制作に携わっているものは少しは自覚が持てば・・・

しかし、ゴテゴテだ。
メディアに載せるまでの道程はこんなに長かった。

あれこれM氏との付き合いは長い。

アルコールが入るとご自分のことはデザインの"神様"と標榜し
"そうかそうか"とあしらっているうちに、次の瞬間激しく落ち込む
------浮き沈みの激しいM氏。

良い歳なのに風俗にハマり、酒の席で自慢したりするが
曰く:プライドは邪魔になった。崩したいとか。

そうすか、風俗じゃなくでも、と思うが・・・
かつて酒の席で"たまにH系な話でもしようぜ"と声をかけても
ほんの5分も足らずに、話題が表現や哲学や政治に換えたヤツは
自ら風俗に染めるとは、理解しがたい・・・
・・・

しかし、最近にあったM氏は(まあ、いい歳になったねw)
何かに悩んでいるに見えた。
探ったところで帰って来た言葉は、
曰く:"最後の山を登り切れるかを、己のすべてをかけた..."とか。

山ですかっ
なんだかますます愚者だ。としか思えない。

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散々店探しをした挙げ句
"庶民的な店"----土風炉にて
3月の大雨の後に久々"兄貴"と僕と"妹"
50代と40代と30代の3人を揃って飲んだ。

はじまりは穏やかな田舎の話で盛り上がり、地元の言葉で飛び交っているうちに
アルコールの量が増えていた。

段々話題がヒートアップ、激論に変ってゆき
表情も険しくなり、手の動き激しくなっていた。

いつかこの瞬間がやて来ると思ってたが
実にタイトルの通りに"ガス抜き"となってた

議論できる相手がいることは
幸せに感じ、ストレスの発散にも役に立つ。
が、不用意に相手の防御領域に"足を突くん"で発言すると、
噛み付かれ、その後の言葉のフォーロができないと
かなりショックと困惑な結果に結びつき、気分も沈む。
・・・そんな感じの宴だった。

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時々思う事がある。
学んだ"知識"の中に未来に向けるもの以外に
どれぐらいの比率で自己防衛のために用いられているのか?
あるいは"生きる術"のために守るべき範囲・・・

が、しかし過剰防御による"この瞬間"で得られるものより
長く見据えたいくつかの"やってくる瞬間"のための方が実に重要なのでは?

M氏と久々に会い、喫茶店で話を盛り上がった。

会話の途中に嘆きながらM氏が聞いて来た
"・・システム系の人たちは働く寿命ってあるのかな〜"と

唐突な質問で"何かあったんですか"と、訊ね返した。

M氏は"知り合いが経営している会社のSNS系サイトの立ち上げに手伝い
2社ほどシステム構築の費用を見積もって、
A社は2万円、B社は7千円でした。(金額は例えです)
因にA社は良く知っている若手中心のシステム会社で、B社は紹介されたところだった"

なるほど、M氏の嘆きは少しは話が分かったような気がした。

"・・・仕事は安いB社に依頼したが、初MTGで分かった事が
30代後半の社長以外に、システム担当者はそこそこの歳でした。
こちらは一抹の不安で、作業開始後彼らなりに必死になってやってもらったが
それでもスケジュール通りに行かず、ろくなテストもできずにリリースした。
が、事後に分かったのは柔軟性が欠けたシステムで、
しかも何年か前に流行った技術をペースに作ったもので、
簡単に拡張はできない!!
・・・さらに予算を追加して、再度A社に調整してもらったよ
結局トータル2.9万円になってしまったね"。苦笑

僕は思わず笑ってしまった。
とうとう"デザイン(見積)コンベ"類いのものは
この密やかの業界にも及んで来たか。

電気屋にいけば、液晶やプラズマと言った薄型テレビはこの時代の象徴
片隅に置かれているのはブラウン管テレビは需要のニーズに応じて残ったもの。
言ってみれば、この二つの柔軟性、拡張性、寿命などの違いは一目瞭然。

つまり、これは"システム系の人たちは働く寿命"云々だけではなく
会社経営者の選択と決断は間違っていた。

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ソフトウエアの移行とインストールも完了。
キーボードタッチは快適。そのうち新型トラックパッドもなれるでしょ。
残りはフルで活用の場だ。

さて、近頃のMTGの場に求められているのは"デザインは・・・"の話はめっきり減り
"今時の動きと状況は・・・"から入るシーンが増えた。ような・・・

もちろん、こちらはつねに"今時"とはシンクロナイズをしている訳ではなく
極力デザインを引き出しながら話をすすめるようにしているが
時々は空しくなり、"この瞬間"の彼らの希望とシンクロナイズにせざるを得ない。

昔一時期に釣りにハマり
釣りは魚の習性にあわせた竿の調整
と糸や、釣り針や、餌などを選んでからはじめて釣り場に行ける。
稀に気まぐれな肉食の魚が草食魚の餌に食いかかるが・・・

時々、バーチャルの世界はボタン一つで簡単にリセットできるように
リアルの世界もボタン一つで簡単にできればなぁ〜
と、空想に落ちたり・・・