2009年6月アーカイブ

入って来る20代前半の男、出て行く20代後半の女・・・
金曜日pm18:30分。4人でオフィスの近辺にある焼肉トラジ園に集合した。

席上で、久々制作者魂を爆発。
"君のデザインは文字に対する愛着(思い入れ)のなさに、なんとかして。
文字はデザインにおける重要な要素として、ユーザーにとって
最後に辿り着くところだからである。"
・・・

さすがに場の空気は悪くなりかかっていた。
知人の助けでなんとか治まっていたが
9時まで満腹。

2軒目に行こうと一周して見たら
どこも満員。仕方がなく家路に辿った。
・・・

帰りの電車に受け取った知人からの携帯メールで
"今度大人で飲みましょ・・・"は嬉しかった。
が、己の最近の調子はヘンだ。"生涯二番手"としての愉快と不快の相殺で
白紙状態(時間の無駄が多い)の日々が続き、限界が感じる。
さて、新たな課題が穏やか(すべてが瞑想状態)になることかね。

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Thrillerを見た時の衝撃は忘れていなかった。

うん、50代の意地をは張り、
ライバル意識を燃やし、自虐的で"営業部長"と自称。
"これから、外回りで仕事を取ってくる"と、高々宣言した・・・

散々制作現場を掻き回し、ろくに指示1つもできず
デザイナーを困らせたあげく、出来たペラ一枚の営業チラシを手にし
いざ、人生初のWeb営業活動。

周りはヒヤヒヤ、"これで、Webの仕事は取って来られたら・・・"と
期待と言うより、彼の行き着く末路に一抹の不安が覚える。

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知人と食事で
"そもそも、目線から50代の男を外れてもいいのでは?"と僕は勧めていた。
やるべきこと、注意すべきことはほかに沢山あるのに・・・
を踏まえだ上で、話の続きは"チンピラと呼ばわれるのはなぜ?
それは恥を知らずだからだ"。(ホントのチンピラはそれなりの義理堅いがあるが)

知人は頷いたが・・・
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が、しかし、期待も心配もご無用。
"営業部長"の営業活動はただ一日で終わったようだ。
(知人と二人の)予想通りになった。
これでは、ただの時間の無駄。デザイナーの努力の無駄。
電気代の無駄。インク代の無駄だ。

こうなったら、人間劇の最終章を見るしかないかな〜
と思うと、いつか己もこんな存在になったら"どうする〜"と
危惧する。

さて、不覚な50代の次は何に"部長"を目指すのかね。
怒るところではあるが、笑うしかない現実。

過去はなんでしょ?
歴史・終わった事。ではないでしょか?

"経験"も歴史・終わった事にもたらされた
ゴミなのか真実なのかでしかない。

この瞬間に言っていたことは
次の瞬間に実行に移せば、それなりの結果に結びつく
実行されなかったら、ただの歴史・終わった事になる。のでは?

過去はなんであれ、今の己に忠実し、
次、明日、明後日、将来、未来、未知の彼方に目を向け
"過去の出来事"にこだわるよりは遥か魅力に思える。

生き物(人間)の成長過程は醜い過去を作り出している過程
との仮定ができるなら
なおさら、"過去"に引き攣られる必要がない。
ーー"過去"を背負ってれば
  余計な考慮と懐疑がうまれ、よって、生きる潔さがなくなる。

まあ、明日に新たな過去を作ればいい。

仕事の終わり、バイトの子と歩きながら雑談し、
駅に向かっていた。

"この間のチラシ制作に
N氏に制作意図とディレクションを求めていたら
彼に""特になんにもないので、指示もない""と言われ、困り果てていたよ。
なぜ、指示くらいはできないでしょか、今後どう対処すればいいのかな〜"
と、いきなりバイドの子に問いかけられた。

"うん、そうね。N氏はこれまで指示なしでは動けず
のうのうと生きて来た人でしょから
いまさら、他人の努力にイチャモンをつけることができでも
いまさら、人にまともなディレクションと指示なんかできないじゃないでしょか。"
実に返事に困っていたが、思わず問いに返してしまった。

すでに改札に通過し、ホームの分かれ道に来ていたが
また話があるように見え、暫く立ち止まり、話を聞いていた。
・・・・

終わりにバイトの子に"来週中に、皆と食事の席で
ぜひ、君の喜怒哀楽をぶちまけてください。
僕とS氏はそれを若者の意見として、受け止めたい。"
こんな言い方が格好は全然良くない。自らムカつく。

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クズは、再利用できものは宝になり
再生できないものただのクズ。
宝にクズが交じっていたら、宝もクズの運命に辿る。

僕自身はシンプルな生き方のほうが格好良く思え
何に事も"シンプル"をモードにやって来たつもりだが
いつの間にか、このようなモドかしい現状に堕ちいていたのかな〜
憂う。己と若者たちのことに

平均年齢20代の会社から声をかけられ
MTGに出向いた。
・・・

1時間弱のミーディング後
知人に"しかし、この年齢の若者は経験を求めているのは
ここだけじゃないよね。
なんだか、理解しがたい寂しさが抱えているような・・・"と声をかけ
知人は"うん、私たちも寂しいよね"
・・・

どうしたことか。
いつかこのトシによる(世代による)寂しさが
解消する必要があるのでは?

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会社の自称"営業部長"の50代の方は
自作の営業チラシにご自分の携帯番号を掲載するのを
嫌がり、駄々をこねているガキになりました。ww
確かに携帯はコミュニケーションツールになっていると思うが
仕事人は拒まれようのない。ただの"ツール"です。

うん、参ったな〜。
現状のコミュニケーションの欠落と文化の欠落をこの世代のせいにするのは
気の毒ですが、確かにこのような"50代の少年"から
何のためになるものが得られない。
20代の教育の前に、50代の教育を何とかしないとね。

文化は蓋のようなものではなく
---人間の上に被せられ、圧迫され、はみ出さないように
 戦々恐々として日々を送る
文化は人間にだけ持つすべてを伸ばせるようなものだ

1ページのコーディングは
二日にかかったことに・・・

代理店は左から右へのと流し
軽く思って受けていたことに・・・

もらったテンプレートのcssが
"歴代のコーター方"の努力の積み重ねで作られ
複雑入り込んだことに・・・

途中で知ったかぶりをしていた代理店のディレクターは
やっと終わりかかった作業に手を出し、すべて台無しにしたことに・・・

夜遅くまで待機し、その後約束した知人と飲んでいた時に
例のディレクターから電話がかかって来て
知らんぶりして責任を逃れよとしたことに
電話口で"ふざけるな"と一気にキレた。

暫くの間に朝からオフィスにいることに・・・

待っている原稿が来ない。
原稿を収集している人はパソコンゲームに忙殺・・・
うん、不運な時代の巧妙な光景。

午後1時30分。
オフィスにお年寄り二人が訪ねに来られ、
手元におさえている品物を如何にして世に送り出せるかを
相談の目的だった。

かつてアナログの時代に活躍していただろうが
デジタルの時代になった今日では、"古き良き時代的"なやりかたでは
世に通用しなくなり、つまづいた。

さぁ〜、無理難題に直面。
デザインは多少の自信がある。商売は大の苦手。
時々見積を作ることがあるが
間違ったことは何度も指摘されることがあった。
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夕方17時。
知り合いのECシステム構築・販売の会社に行き
昼に受けていた課題についての"悩み相談"だ。

"相談場所"は会社近くの居酒屋"はなの舞"。
ビール中ジョッキで乾杯の後、話を切り出した。
が、意外にも、"システムの一角は開けるから、自由に使って、
ネットショップのオーナーになってくださいよ"
と快くありがたい返事を返って来た。オーナーですかっ!?
自由に使える条件は一つ。引き続きデザインの面倒を見てほしいとのこと。

さて、これで"うん百万"の経費節約ができた。
(システム開発費、レンタルサーバー代、月々の維持費など)
さて、ネットショップは無数にある中
後発ではあるが、お年寄りのために
やらざる得なくなって来そうな〜。

なんだか拗ねているとしか思えない

知人の会社は
設立スローガン&世界観は
やっていることは媒体、Webデザインなど

が、いつの間にか"オヤジ部門"ができた?
しかも"へたれオヤジ"・・・部門?
頼もしいご自称です。

なんも言えない。
お洒落オヤジ、ちょい悪オヤジはまたしも
"へたれオヤジ"は流行るかな〜
冗談がきついぜ。

new-89.jpg

ではなく、ネズミはヒョウの餌を食べようとしていたところだそうです。
草食のヒョウ??? 和めますね。ww

知人とWebのマネジメント現状について
話し合われた。

うん、微妙なタイミングで微妙なご時勢で微妙な話題だ。

砂場に描いた奇麗なアートはいずれ雨や風、さもなければ人間の破壊によって
長続きはしないように、この現状も同じかと思う。
所詮砂場のアートのような存在で良ければ、この現実を潔く受け入れる。
つまり、泥沼に飛び込んで洗礼を受け、
繰り返されるサイクルの中に生きてゆく。

でなければ、雨になり、風になり、破壊力の持つ人間になる選択肢もある。
"一人の下万人の上(一人之下、万人之上)"のような帝王哲学では
さすがに時代遅れだが
少しでもその心構えが持ちたいものです。

悪も善も、行い以上に意味が持たない。
人間は誰しも当たり前のように自分のことを賢いと思う。本能のしるべである。
が、思うのあまりに、本来なら直線で到達できる距離を遠回りにしているうちに、
気がつけば、賢さがすでに消耗し尽くしていたりする。
・・・・。
知り合いの会社にMTGの帰りに
偶然なタイミングで頭を上がれば、料理屋のショーウィンドウの水槽に
泳いでいるフグの目と遭った。

そう言えばあれもこれも食べて来たが
まともにフグ料理の専門店で食べたことはなかった。
思いつきで知人に"今度フグ料理を付き合ってくれ"とメールをし
快く"いいよ"と返事してくれた。

後日に店に予約を入れ、コース料理を注文し
焼酎を飲みながら、フグの薄造り、焼き、鍋を美味しく食す。
ふっと思った。フグの毒を
-----強毒を持つフグ。その毒を取り除けば
  こんなにも美味しくなり、人間の食欲に幸福感がもたらされる。

-----一方、毒を持つキノコは美味しそうに見える。鑑賞価値があり
  食べると死なせる。つまり毒を持つ害でしかない。

僕のこと。つまり"己"はフグのようなのか?
毒キノコなのか?

自己判断では、激しい性格、情状不安定
意地悪で、人の傷の痛さが知らず口も悪い。
が、まあ、フグは自分の体を膨らんで威嚇することしかできなく
それ以上できることは毒を除かれ、美味しく人間の食欲に貢献する。(笑
ってところでしょか

しかし、なぜこんなにも気になる?
僕自身もどうかしてる。

知人から送られて来たT氏(50代?)が作成した"Web営業企画"
を読んで愕然。この職業にしているコピーライターたる文書力?
とWebの状況と現実を知らず営業企画に・・・

この暗いご時世のタイミングなのに
妙に明るい。

その歳でようやく頑張る気持ちが湧いて来たね。
と評価したいところですが、潔さがない。
人のために役に立てたい思いを、純粋のこゝろから来るものと
仮定した上での結論でも、ただの時間の無駄!

"人の生"はそのものは学習の連続で賢く生きられているか否か。
-----節操もなく、のうのうと何十年も生きて来た人は
  一夜にして、"神になる"と宣言しても、
  ありがたく"迷惑"であることに気付いていない。ただの駄々っ子。

Web業務のド素人(若かったらいいが)はいきなり"Web系営業になる"
と宣言する神経は、もはや正常とは言いがたい。

万物の創造の主である神にとっての世界は二つがある------天国と地獄。
さて、どっちに転ぶかな〜

侘び寂びの美学は語るものではなく
常にこゝろの一角にとめって置くもの。

ネット普及の段階を踏んで
かつて集団の場の中にしか生きられなく
むやみに表現することを避けて来た個人は
ようやく存在感を示す場を見つけた。

そう、一時マスコミやテレビの画面に生きていた
"強権的な"お偉い方に"トイレの落書きだ"と一蹴された
例えば2chとか、ブログとか・・・

確かに、トイレの落書きみたいな内容があるのを否めない。
が、それよりようやく実現しそうな"個"の存在&実現が認められる場として
注意深く見てみるべきではないでしょか?
いまさらですが・・・

本の中身は読んでないが、タイトルだけで
世を見抜いた表現だね。

商業社会に組み込まれ、ルール通りで生き
既定通り動き、命令通りで実行・・・。
曰く:これぞ、人生。

しかし、ルール、既定方針、命令
----本来ならば存在しないこれらを超越できるものこそ
初めて"人間"らしい生き方で楽しめるなのでは?
・・・。

new-88.jpg

銃文化(殺人文化)の国ならではのアデイア。笑

知り合いの若造Flashクリエイターに
仕事をお願いし、MTGの後に
オフィス1階にある喫茶店に入り
コーヒー一杯で30分くらい雑談。

別れ際、制作代について
"これくらいはどう?"と確認の質問をしたら
若造からタイトルのような返事が返って来た。
心地よく、嬉しい限りの返事です。

流れ的にはWebデザインは"本物志向"に傾きタイミングだった。
が、銀行や証券会社やGMなど・・・は破産

輸出依存の国、さらに依存度の高い制作業界は
ここに来て体力勝負の舞台に上げられてしまった。
さあぁ、祭りだ。
さあぁ、生き残れるのは集団力か、それとも個人力か?!